赤坂の住宅街の中にあるショットバー。店内は楽器やダーツなどが並び、遊び心にあふれている。客層は30〜40代の男性が多く、「部室のような雰囲気を楽しんでもらえれば」と店長。また仕事帰りに通う男性客にあわせてフードメニューが充実しているのも嬉しい。気になるお酒のメニューも気分にあわせたオーダーでつくってくれるので、その数は無限大。
まさにプライベートな時間を演出してくれる隠れ家的な店だ。

和情緒漂う趣ある店内で、日本酒好きの店主が吟味した各地の純米酒が味わえる。
「さまざまな味を飲み比べてほしい」と、お好みで3種が選べる「嗜み」1,260円と5種が選べる「ほろ酔い」2,100円もあり、日本酒党にはうれしいかぎり。肴には、地元･赤坂の手づくり豆腐や味噌おでんをはじめ、全国選りすぐりの珍味が並び、女性一人でもぶらりと立ち寄れる気さくな雰囲気もよい。

週末ともなると店の外にまで活気があふれる、ご近所で人気のイタリアン。
ここでは、北イタリアで修業を重ねたシェフがつくるボリューム満点の料理と100種類以上が揃うというイタリアワインが楽しめる。なかでも自慢は手打ちパスタ。希望すればメニューにない注文にも対応してくれる。
また、１階には石窯で焼く本格ナポリピッツァが味わえるピッツェリアがあり、テイクアウトも可能だ。

古酒を中心に、泡盛の数は100種類以上。希少銘柄やデットストックも多く、都内有数の品揃えだ。泡盛の味を引き立てるのが、豆腐よう、海ぶどう、ミミガーのピーナツ和えといった定番のつまみから、沖縄直送の素材にイタリアンなどのテイストを加えた彩り鮮やかな料理の数々。
カウンターまでのアプローチや、泡盛のディプレイなど、デザイナーが手掛けた内装も大人の雰囲気を演出している。

リストを見ればワインのインポーターがはじめたというのも納得だ。グラスは週替わりで20種類、ボトルも月替わりで50種類が揃うほか、隣接するショップで購入した破格のワインもすべて2,000円で持ち込み可能なのだから。
産直野菜や魚介など食材にこだわった料理も絶品で、薪釜で焼くナポリピッツァや炭火料理などイタリアンをメインとした本格派。これが深夜でも味わえるのだからありがたい。